ヨガ教師をやっていて、瞑想について聞かれる事があります。今回はためしてガッテン(NHK)の番組の瞑想特集で話されていたこと、そしてヨガなどの瞑想について書いていきたいと思います。
ヨガの瞑想法
瞑想というと、目をつむり、ゆっくり呼吸に意識を向けたりしますが、ヨガの瞑想は自分の記憶を探る瞑想を行います。ヨガの瞑想には、その時、その時のテーマがり、そのテーマは、その方に気づきを与えるようなテーマを選び瞑想してもらいます。
そしてその瞑想のテーマはどこから、もってくるのか?といえば、それは、大昔に書かれたヨガの経典から、テーマを持ってきます。ヨガの経典とは、主なものでは、ヨーガ・スートラやバガヴァッド・ギーターといったものから、瞑想のテーマを選んでいきます。大昔のこのようなヨガの経典には、人間の心の働き、作用、などが書かれています。
例として1つのテーマを上げてみましょう。ヨーガスートラの構成は第1章から、第4章までがあり、195節から、成り立っています。
その中で知足という言葉があります。要するにたるをしる。という意味ですが、いつも不満ばかりを口にしている方には、知足をテーマにした瞑想をさせたりします。例えば、この一週間の間にありがたかった事を思い出させる瞑想をさせたりします。
このように、ヨガの瞑想1つとっても、瞑想はいろんな種類、やり方があります。ちなみに瞑想をすると、脳の状態はシーター波というものが出やすくなります。これは、何かに集中するときとっても良い状態なのです。
ガッテンNHK番組でお話しされた瞑想とは?
では、2016年9月28日に放送された ガッテンNHK番組で放送された瞑想とはどういった瞑想なのか?をまとめてみたいと思います。
テーマは2つありました。1つは、3分間のマインドフルネス瞑想、そしてもう一つは手軽にできる様々な瞑想法です。マインドフルネスとは、最近、アメリカの大企業がこの瞑想法を積極的に研修で取り入れているとの事を聞きました。マインドフルネス瞑想とは、アメリカで生まれた瞑想法でインドのヨガや禅の要素を取り入れた瞑想法です。
どんな企業がマインドフルネスを取り入れているかというと。。。例えばこんな企業です。
そう、グーグルです。研修でマインドフルネス瞑想を取り入れているそうです。
ゴールドマン・サックス社
P&G社などのアメリカの大企業の研修で取り入れられています。
では、どんな瞑想なのか?やり方を解説していきます。
3分間マインドフルネス瞑想のやり方
・あぐらや椅子に座って行います。姿勢は楽にですが、背筋をまっすぐのばしましょう。
・目は軽くつむるか、半眼(薄目をあける)、口は軽く閉じ舌は上の歯茎の内側につけます。
・手は軽くにぎり膝に置きます。
・体から力を抜くために、肩を上げておろします。
・静かに鼻だけで呼吸をしていきます。
そして呼吸だけに意識を向けていくことが大事だということです。番組では3分の瞑想をしています。
瞑想と同じ効果が期待できるもの
ダーツをしている時や模型作りにも瞑想と同じ効果が期待できるそうです。